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Tommymoo's Garden

Grass (Ophiopogon planiscapus / Ja no hige / Ryu no hige)

Genus: Ophiopogon.

Species: Ophiopogon planiscapus.

In 2010, sowed seeds but they didn't come up

Mar & Sep 2011, little plants from my parents

Common name: ジャノヒゲ(蛇の髭)

科名:ユリ科(ナギイカダ科)
学名:Ophiopogon japonicus
別名:リュウノヒゲ(龍の髭)
原産地:日本 中国 朝鮮半島
草丈:10cm-30cm
開花期:7月-8月

ジャノヒゲ(リュウノヒゲ)とは

 日本、中国、朝鮮半島などに自生し、冬でも葉が枯れない常緑性で毎年育つ多年草です。暗緑色の細長い葉を地際からたくさん出します。花は7月~8月に開花し、冬に光沢のある美しいブルー色の実を付けます。実の皮を剥ぎ取ると白い小さな玉があらわれます。それを固い床にたたきつけるとスーパーボールのように数m跳ね上がる様子がおもしろく、昔は子供のおもちゃになっていました。根はところどころに紡錘形のふくらみができることがあります。

用途・由来

 日陰でもよく育ち、強健で育てやすいので古くから庭の樹木の下などに植える下草として利用されてきました。現在でも需要は高く、花壇の縁取りやグラウンドカバーにも用いられます。漢方では根を乾燥させたものを『麦門冬-ばくもんとう-』と称し、咳止めなどの薬として用います。
 ジャノヒゲは漢字で書くと「蛇の髭」で、細長い葉姿に由来するとされます。属名のオフィオポゴンはギリシア語のオフィス(ヘビ)とポゴン(ヒゲ)からなり、和名から来ています。

日当たり・置き場所
 日向~日陰まで場所を選ばずよく育ちます。ただし、斑入りの品種は直射日光を避けた明るい日陰のほうが斑がきれいに出ます。また、コクリュウはよく日に当てたほうが、葉色が濃くなります。芝生の植えられないような日陰でのグラウンドカバーにも適します

かかりやすい病気・害虫
特にありません。

植え付け・用土
 植え付けは5cm間隔で行なうと、1年後には葉が茂って継ぎ目のないマット状になります。極端に乾燥する場所や常に水がたまっているような場所でない限り、植え付ける場所は選びません。一度植え付けて根付いてしまったら、植え替えはしなくても良いです。

ふやし方
 株分けでふやします。
 真夏、真冬を除いていつでも可能ですが春に暖かくなって生長を始める3月~4月が最も良いでしょう。

手入れ
 芝生のような感覚で用いるなら、春に一度刈り込みを行うと葉がきれいに出揃って美しく仕上がります。
 丈が大きくならず、非常に丈夫で日陰にも強く、冬でも葉が枯れないなど長所が多く、主役には慣れませんが緑化には欠かせない植物です。

ポイント
・日陰でもよく育つ
・株分けでふやす
・春に刈り込みを行うと葉がきれいに出揃う

Photos of this plant

  • Dsc07696